【母が93歳になった】

昨日のひな祭りの日、母の誕生日でした。

御年 93歳になりました。

誕生日祝いに、前倒しで1日の日曜日に兄弟が集まって、会食をしてお祝いをしました。

その日に母が買った「オーニソガラム」のオレンジ色の花、

昨日作ったちらし寿司は食べるものが沢山だからと・・・残してしまい、今朝の朝ごはんで食べてくれました(^▽^)/

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同居から半年くらいは母との暮らしがとてもしんどくて毎日弱音を吐いていました。

認知症、高齢者特有の不安なことや物忘れでの暮らしの頼りなさ様々な気持ちがないまぜになり、私にぶつけてしまったのでしょうね。

認知症を遅らせる薬の服用が始まり、半年くらい経ちます。
これまで出来たことが出来なくなった苛立ち、やらなくちゃ!という気負い、そういうものも「物忘れ(認知症)」が優しく解決してくれます。

苛立っていたことも忘れるのです。悩んでいたことも「なんだっけ?」って忘れるのです。忘れたことも忘れて、この頃の母は至極穏やかになりました。

私も「え?どうして??」って驚かなくなりました。物の場所を変えることも、母なりの「こちらの方が良い」というその時の判断なのです。

さっき言ってたことと違うことをしていても、【今】はこうなんだと受け止めるようになりました。

さらっと流して、根に持たない(笑)

そうしているうちに、母がこの上なく大事な大事な存在になりました。

母が口癖のように「私は幸せだわ」と言うように、母の傍で穏やかに暮らせて私も幸せだと感じています。

花:オーニソガラム

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