安寧なひととき
羨ましがられる暮らし (o^―^o)
今年96歳の母は、サービス付き高齢者向け住宅に入居しているけれど、面会に行く度に「寂しい寂しい」と訴える。コロナが落ち着き、面会の回数も増えたけれど、その度に悲しい訴えを聞くことに、悩み始めたのが今年の春。。その頃、私が体調を崩し声…
介護と言う形
重たい荷物を背負うように、介護をしていた日々を振り返る。母の存在が重たくて、理想からかけ離れる暮らしを自分ばかりを責める毎日だったように思う。あれから、どれだけの月日が経っただろう。母は、サービス…
5ヶ月ぶりの帰宅
高齢者住宅に入居している母の一時帰宅、コロナ禍で制約がある中、5ヶ月ぶりに自宅に帰ってきました。お昼ご飯を、久しぶりに母のために作りました。兄弟も揃って。。母が描いた絵を部屋に飾って、思い出話をしましたよ。母を連れて…
【介護と健常の狭間】
母と暮らすようになって、一年半が経過しました。同居当初は、母の言動に振り回され、このまま私は生きていけるのか?と苦しむこともありました。表面に表れる「母の言動」にばかり気を取られ、それは何故起きるのか?ってところまで考えてい…
【母が93歳になった】
昨日のひな祭りの日、母の誕生日でした。御年 93歳になりました。誕生日祝いに、前倒しで1日の日曜日に兄弟が集まって、会食をしてお祝いをしました。その日に母が買った「オーニソガラム」のオレンジ色の花、昨日作った…
【暮らしの流儀】
母と暮らし始めて、几帳面な母の暮らしに入り込むことの難しさを感じた数ヶ月。ところが、いつの間にか、その空間の心地よさに浸る。私自身の部屋もいつしか整えることが習慣となった。歳を取ると身の回りのことが出来なくな…
【母の健診の日】
4週に1度の健診。母に付き添うようになって、半年くらい。その間に介護認定や主治医とのやり取り、ようやく介護する立場の者として矢面に立つ。なんだか、肩肘張ってしかめっ面でやって来たように振り返る(笑)母の不穏な行動…
見守りかたも色々ある
限界だと思っても、さまざまな思いは器から溢れるけど、ちゃんと受け皿があって、こぼれた思いが溜まっていき、そして見つめ直すことが出来る。受け皿は家族や身近な親しい人たち、消化しきれない思いを吐き出すと、似たような境遇の人が結構…
見守りの限界って、あるのかな?
【包み込むように見守る】・・・限界が見え隠れ母の気分に振り回されて、少し疲れ気味のこの頃です。私に来客があると気に障って仕方ないらしく、苛々が始まる。夜中に呼び出されて「知らない人が何度も出入りして落ち着かな…
自然と湧き出る親子の情
母との暮らしも10ヵ月近くになりました。振り返ってみると、同居からのこれまで、色々と悩んだことも現実とのすり合わせが出来て、私も落ち着いた気持ちになりました。 母はこれまで自分の老いを悟られたくな…