母と暮らし始めて、几帳面な母の暮らしに入り込むことの難しさを感じた数ヶ月。
ところが、いつの間にか、その空間の心地よさに浸る。私自身の部屋もいつしか整えることが習慣となった。
歳を取ると身の回りのことが出来なくなるとよく聞くが、母の場合はそう言う心配が要らない。いつも片付いている。
同居当初はそんな暮らしが息苦しくも感じたけれど、今は心地よいです。
「暮らしの流儀」とでも言うのでしょうか。
高齢になったにも関わらず、片付けが出来ることに今更ながら感心します。
片付けることが今は唯一の仕事になっている様子。物忘れが手伝って仕舞った場所を忘れてしまうけど、また片付けを始めると出てくるので(笑) 仕事は無くなりません(*´∇`*)
認知症にも、こう言った繰り返す作業が有るのと無いのでは違います。もちろん有った方がいいです。忘れても忘れても何かをしていると言うのは大事だと思います。
そんな暮らしの流儀を重ねて、自然とゆっくりと時間が過ぎていくのです。