【介護と健常の狭間】

母と暮らすようになって、一年半が経過しました。
同居当初は、母の言動に振り回され、このまま私は生きていけるのか?と苦しむこともありました。

表面に表れる「母の言動」にばかり気を取られ、
それは何故起きるのか?ってところまで考えていませんでした。そんな余裕もありませんでした。

フレイル期間という、健常から、介護が必要となる状態への移行期間に起こる状態。それは軽い認知症のような形もあるでしょう。

「取り違え」「物忘れ」「理解低下」「不安」「焦り」「苛立ち」

老化現象が、ドッと始まり、困惑するけれど、解決できないのですね。だから、周りに居る者へ当たり散らす。

そんな母を見て「どうして?」なんて愚問に悩んでいた私がアホでした(笑)
老化現象、しわが増えたことに「どうして?」って真顔で尋ねるのと同じですね。単に歳を取ったからです。

目の前に居る母に、将来の自分と重ねると「あー、私もいずれこんな風に、年老いていくんだ」と思う。当たり前のことを当たり前にする生活に変わりました。

「取り違え」は黙って、正しいところにそっと戻してやる。
「物忘れ」はそっとカバーして、忘れても「大丈夫」と安心させる。
「理解低下」は、かみ砕いて教えるか、教える場面を失くす。教えてもすぐ忘れちゃうからね(^▽^)/
「不安」出来るだけ取り除いてやるけど、自ら不安になることで弱者を強調したいときがあるから、見守る!
「焦り」そっと寄り添って、「大丈夫」と声掛けするか、そっと見守る。そのうち、焦っていたことも忘れる(^▽^)/
「苛立ち」ストレスが溜まると、イライラして発散できるから、これ必要かも。

マイナスだと思っていた行動も、ある意味 行動のサイクルになっていて、それがあることによって、良い方向に転換したり、移行したりを繰り返しながら、暮らしがある。

困ったことのないように、段取りをしてやっても、それが逆に「子ども扱いしてる」「馬鹿にしてる」って捉えることもあるので、【尊厳】を考える上でも、困ったことに陥ることも大事なのだと最近思う。

 

で、【対等】という距離感を大事にすること。

 

介護してる、されてる関係性は良くないです。仲間同士で助け合ってるって関係がいいのかもね。

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