今朝 通勤途中の電車の中
隣りの人が読んでいた日経新聞に興味深い記事があり
会社の人の新聞を借り 読んだ
目的の記事とは違う 記事に目が留まった
≪未病≫「自覚症状はないが検査では異常がある状態」と「自覚症状はあるが検査では異常がない状態」を合わせて「未病」としています。
そして「病気」とは交叉部位である「自覚症状もあるが検査でも異常がある状態」としています。(日本未病システム学会 HPより抜粋)
予防医学を提唱しても なかなか 人は危機感を覚えないもの
確かに 「自覚症状はないが検査では異常がある状態」は
結構 経験している人は多いと思う
現に私自身も健診の結果がすこぶる悪かったが
日常に何ら支障もなく 健康であると思っている
日経新聞(2005.5.12付 朝刊)には
一人の事例がありました
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40歳の男性
週末には自転車やランニングで汗を流し、
「食事は身体にいいものを」と、
昼食には青魚を中心とした寿司を週2,3回
市販の野菜ジュースも飲んでいた。
ところが、健診の数値は年々悪化
保健師は
「炭水化物、たんぱく質の一日の摂取量が多すぎ、
野菜は形のあるものを」とアドバイス
寿司はやめ、晩酌のつまみはキャベツにするなどした結果
数値は大きく下がり、基準値内に収まった。
健診で血圧で異常を指摘された人のうち、
5年後に治療が必要となった人の割合は、
一度もこうした指導を受けなかったグループが22.2%だったのに対して
5年連続して指導を受けたグループでは2.5%
適切な事後指導で悪い生活習慣を確実に改善できる
「健康と病気を二分する発想は時代遅れ。
未病を的確に対処することが大切。」を
日本未病システム学会常任理事は話す。
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健康と病気という分け方ではなく
病気になっているか なっていないか
それに気づいているか 気づいていないかで
将来は変わるということ
我が身に置き換えて 考えてみたいと思う