与えられた環境。
それは自分が住んでいる家を指しますが、
与えられたって、無償でもらったと言う意味ではなく、
日常の中で、住空間として与えられた環境です。
生まれた時から住んでいる家であったり、嫁ぎ先の家であったり、新たに購入した家であったり、
身の丈に合った賃貸住宅の部屋だったり、その人その人で環境は違います。
私自身、20代で家族が家を購入し、
施主として自分の思いが叶うものとして、フローリングの色や壁紙を選んだり、
引渡し後は配置する家具のことやカーテンのことなど、自分たちの好みで作り上げました。
平面図の間取りをみながら、ここにはこういうものを配置するために設計されているのかな?
ここにこういうものを置くと便利かな?
「かな?」という 憶測に近い感覚で、配置をしていました。
平面図で見るものが、実際に立体的になると、思わぬ誤算が生まれるものです。
ここに配置するために設計されたかと思ったけど、結構 窮屈??
便利かな?と思ったけど、結構 邪魔になって不便??
そんな生活の中で、散らかることが多かった原因は、自分の性格なのだと思い込んでいました。
今は、そのときに比べると、選択の余地の少ない「賃貸マンション」の1LDKの間取りです。
洗濯機置き場以外、何をどこに置こうが、自由です。
「自由」と言うのがクセモノで、これがパズルゲームのように悩みます。
散らかること = 自分の性格
そう思い込んでいたのですが、どうやら違うみたいです。