新たに始まる介護予防サービス
新設される地域包括支援センターを中心に、
地域の病院や歯科医師、保健師や理学療法士、管理栄養士など、
専門職の人と連携を図って実施される予定らしい。
準備の整った市町村から順次実施され、主な柱は
◆栄養改善
一人暮らしの高齢者は、食事を作るのが面倒になり、
低栄養状態になったり栄養が偏ってしまったりすることが多い。
栄養師らが一人ひとりの栄養状態や身体状態をみて、
食事の栄養バランスをチェック、指導する。
◆口腔機能向上
年を重ねると口腔機能が衰え、噛んだり飲み込んだりするのが難しくなる。
歯科医や歯科衛生士が歯や舌の汚れをチェックし、
うがいや歯磨きの仕方を指導。
口の開閉や舌の体操などで咀嚼(そしゃく)能力改善のトレーニングも行う。
◆筋力向上
ストレッチや、マシンを含む筋力トレーニングなどで
柔軟な身体作りと筋力アップを図る。
転倒防止、体力の回復、そして身体が動くようになることでの
活動範囲の広がりなど、期待できることは多い。