母は自分で出来ることをやれるところまでやりたい!と己を律して暮らしてる。
私からの働きかけにも時折頑なに拒むこともある。
自分でやらなければ気が済まないのは、自分の力で出来なくなってしまうことへの怖れから、自分でやらなきゃ、やれなくなってしまう不安が私の手助けを拒む結果になる。
拒まれる私は働きかけが負担になるのかと対処の仕方を思案する。
それでも昼下がりのお茶タイムには話し相手を欲しがる母なので喜んで付き合う。
夕飯は要らないと言うけれど
私がお腹が空いたから作るから、少し食べる?と聞いて母の好きそうなものを見繕う。
要らないと言ったけれど箸は大いに進む。
美味しい。力が出た。明日も頑張れる。
母は嬉しそうに、そう話す。
不安から私をはね除けるけれど、私は無理強いをしている訳ではないので、母も力を抜けばいいのになぁーと思う。
朝から体調が悪いとか、そんな話ばかりして嫌になるでしょ?と訊くので
全然嫌じゃない。何でも話して、思ったことをぶつければいいよ。と答える。
ぶつけられると正直しんどいけれど、受け止めるのは傍にいる私なのだから、やれることはただただやっていこうと思う。
今の私は子供たちから見れば役に立てない存在なのかも知れないけれど、今は母のためには役に立っているのだと思う。だから、やれることをやろうと思う。
人の価値って、それぞれの立場で見え方が違うけれど、私はこの私だけ。。
この頃、切なくなることが多くて、嫌になるのだけれど。。今日は母の笑顔に救われた。
私も明日、頑張るわ( ´ー`)