大阪に戻って母との同居生活が本格的に始まる。
これまでの一人暮らしから共同生活が始まるのだ。
多少の窮屈感は覚悟していたけれど、母の生活に『私』が入り込むことで、母も気遣い、私も気遣い、互いに気遣い疲れでここ数日具合いが悪くなった。
◆母の邪魔にならないようにと気遣う私
◆娘に負担を掛けまいと気遣う母
互いにプラスに働けばいいが、マイナスに向かってしまい、衝突や気持ちの行き違いに胸を痛めるここ数日。
言った言わない、そんなつもりで言ったんじゃない、何故そんな風に取るの?
詮無い言葉のやり取りがあって、
「なぜ?」と考えるのは止めようと決めていたはずなのに・・・どうしたら、うまく噛み合うのかを悩み、解決策を探そうとする。
このやりかたでいいのか。この接し方で良かったんだろうか。。自問自答を繰り返し、数日が過ぎた。
答えなどないんだと思う。成り行きしか無いのじゃないかと思う。お互い 悪人じゃないのに、良かれと思う互いの思いが運悪く衝突してしまう。どちらかがどこかのタイミングで退いたりすればいいのだろうけれど、まだ舵取りがうまくいかない。。転覆しそうになり、船酔いのような気分の毎日になってしまった。。
【これまでの私】を脱皮して
ここにこの環境に見合った【私】に形成し直さなくてはならないような気がしてる。。それはどんな【私】なのかは分からない。
心の風邪ひきのような感じで、温かいものが欲しい。。それは何気ない言葉だったりする。人恋しくなった。。
【気まぐれな天気】
母は朝方はとても機嫌がよくなかったのに、買い物から帰ってきてから、食事を作って食べ終わったら少し落ちついた。。疲れなのか、身体に力が入らないと肉を食べたいと腹ごしらえ。。
夕飯の献立のリクエストがあったので、作り始めると「食べない」という・・・。
私の食事の時間に少し食べたいと言うので用意した。
腹時計もこの頃は時間通りじゃないようで、母の時計に合わせて用意をする。。
夜には穏やかさを取り戻す。
明日の予定を何度も聞かれ、繰り返し答える。
高齢者と暮らすことで気を付けないといけないことは、受け取り方も感じ方も違うのだと言うこと。。
過ぎる時間も受け止める重さも、私たちの年代とは違うのじゃないかと思います。
一日、一日、私も学習をしていきます。
母を大事に思うから、私もこんなに悩むんだな。と思います。悩むことは悪いことではないと思いたい。いい方向に進むために悩むのだと思う。悩みのトンネルと抜けると気持ち良い風景が見えることを期待して。。
また明日から頑張ろう。