優しいと言うよりも、易しい暮らし方
単純で込み入ってなくて、分かりやすい暮らし。
母にとって毎日の暮らしは同じことの繰り返しなのだけど、同じことだから、良いのです。
いつもと違うと、どうだったっけ?とソワソワしてしまう。
母には私の日常も気に掛かることで。。
出掛ける時間、帰ってくる時間、出掛ける日、全てが気に掛かります。
それは人恋しさから、私の帰宅を心待ちにするからのようです。こんなに遅くなってご飯は食べたかしら?お風呂はいつ入るかな?気になってアレコレ準備するのです。
遅くなる日は【仕事だから】しか言わない。あれこれ言うと、今日は何故遅くなるんだっけ?って悩んでしまうから。
朝出掛けに「今夜は遅いよ」と告げても、忘れてしまう。食事のことも心配しないでね。と告げてあっても、忘れてしまう。。
そんな感じなので、休みの日もなるべく外出しないようにしている。私がいると頼みたいことをその日に思い出すことがあって、思い出すのにも1日近く掛かるから、思い出すのを待って、用事をすることがある。。
私が出掛けたい必要があるときは休みの日とは別に会社を休むか早退して済ませることにした。
『忘れてしまった 』『取り違えてしまった』と、本人が気付くことで、それを気に病んでしまう。。だから、なるべくそういう場面を作らないようにしている。
そのときに気付いて、その場で完結することが大事だな。と思う。「また今度やるね」は忘れてしまって、それをしてあげても通じないときもある。
忘れてしまうことは老化現象なので、責めることでもないから、思い出したらやろう!にしている。。