母との同居を決めて、少なからず背負うものの重みを感じていた私は
【介護する側】としての責任のような重いものを意識していた。近い将来、何が起きてもおかしくない高齢の母と暮らすことはそれなりの覚悟みたいなものが必要でした。
一人暮らしに慣れた互いにとって、共に暮らすまで歩調を合わせるのは苦労が必要でした。
押したり引いたり、手を出すべきか口出しすべきか、そんな間合いも時間が答えを教えてくれるものです。
母のことが気掛かりで、仕事が終われば早々に帰宅する。それが最初は損をした気分だったのに、この頃は身体を休ませられるので体調管理には最適です。
夕べ、帰宅して門扉を開け、母がきれいにしている庭を通るのだけど、心地よい気持ちになって、同居で私の方が癒されてる(*´∇`)って感じました。
玄関ドアを開けると、庭に咲いたカラーが花瓶に生けられていました。
ホッとする気持ち❤️
「カラーきれいね」と母に伝えると
「もう最後だから」
季節の移ろいを教えてくれる。
私は母を背負って、
私は母に抱かれているのではないかと
【責任】なんて堅苦しいことではなく、【寄り添うこと】で互いの温もりを感じられる。そんな生活でいいのだと思う。