探し物をする日常は、何が原因するのでしょうか?
あるべきところにあるものが、ない。
・・・というより、あるべき場所を作っていないことから始まります。
探し物をする日常 = 所在の定まらないものを探す
わたしは片付けのオーガナイズをしてからは、探し物をする時間が格段減りました。
あるべきところに置く(仕舞う)ことで、
探す行為から、簡単に取り出す行為に変化したからです。
散らかった空間も、
床の上に無造作に置かれたバッグの定位置を決めると、
床には、何も置かれることなく、掃除が簡単になりました。
テーブルの上に放置された雑誌や郵便物の定位置を決めると、
部屋全体の印象がすっきりしました。
クローゼットの収納方法を見直し、機能的にしたら、
ソファに洋服を仮置きする習慣がなくなりました。
ホッとしたくて、ソファに座ると、
片づいた部屋が殺風景に思え、観葉植物を買ってきました。
壁にウォールペーパーを施して、家族の写真を貼りました。
代用品として使っていたカラーボックスを、お気に入りの家具に変えました。
「見える景色」から「見たい景色」へと変わっていきました。
そうして初めて・・・「心地良い」ということがどういうことなのか、
実感できるようになりました。
オーガナイズは、単なる掃除のような片付け方ではなく、
行動や動線を考えて、自分に合った収納方法を生活に取り入れます。
そして、心地良い日常がどのようにすれば得られるのかを
自分の嗜好や習慣を見つめ直して、よりよい暮らしを実現させることです。
そのお手伝いをさせていただけたらっ!と、ご提案をしていきたいと鋭意努力中。
ライフオーガナイザー 梶原 要子